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疾患・治療

アルコール依存症

アルコール依存症について

アルコール依存症は、飲酒のコントロール障害を主症状とする体質の病気です。「ほどほどの飲み方ができない」、「こんなはずではなかった」、「飲みすぎて体を悪くしてしまった」等は、飲酒のコントロール障害の結果起こってくるものです。アルコールはモルヒネやヘロイン等と同じく依存性薬物に属します。これらの薬物は一定の量を長期間使用すると脳に非可逆的な変化をもたらす性質を持っています。脳の変化が進むと量を増やさないと望む効果が出なくなり(耐性)、体から切れてくると不快な症状が出る(離脱症状)ようになります。それから逃れるためにさらにその薬物を使うことになります。アルコールは最も身近な依存性薬物でありながらその問題についてはあまり知られていないのです。

治療方法

まず体内からアルコールを抜くことから始めます。離脱症状のケアや併発する身体疾患の治療も同時に行います。アルコールによっておこる脳の変化は元に戻らない性質がありますので、再び飲酒が始まると簡単に再発してしまいます。従って、断酒を続けることがとても大切です。当院では、酒の力を借りずに生きていくための知恵や工夫についてのプログラムを用意しています。また地域の断酒会やA.A.等の自助グループにも入院中から参加することも大変重要なことと考えています。