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疾患・治療

不眠症

不眠症について

不眠症は原発性と二次性、併存する不眠症に大きく分類されます。
原発性不眠症とは、医学的、精神医学的、また環境的な原因がない睡眠障害のことです。二次性不眠症とは、身体疾患、精神障害、薬物の使用等によるものです。不眠には、入眠障害、睡眠維持障害、早朝覚醒、熟眠障害等のパターンがあり、不眠症患者様の多くは、これらを複数訴えてこられることがあります。
統合失調症や気分障害、アルコール依存症、認知症等、当院が専門に診ている疾患においても、不眠症が高頻度で見受けられます。

治療方法

統合失調症や気分障害、認知症等の疾患でみられる不眠に対しては、原疾患の治療が何よりも優先されますが、アルコール依存症でみられる不眠に対しては、断酒が基本であり、睡眠導入剤等の使用は一切行っておりません。まずは、生活習慣の改善や、睡眠衛生指導を中心とした非薬物療法を行うことを基本としています。睡眠導入剤の使用に関しては、国の方針もあり、現在厳しく規制されており、当院のスタンスとして、睡眠導入剤の処方は極力行わず、必要最小限の薬剤を使用した治療を心がけています。睡眠導入剤を使用しないといけない場合でも、依存性の問題や認知機能面への影響を最小限にできる薬剤を可能な限り選択し、漫然と使用することをせず、必要な期間に限って使用し、必要性がなくなれば漸減・中止の治療方針のもと治療を進めていきます。